エンジニアリング部
自走式電動クラッシャ
排出ガス"ゼロ"のクリーンな作業環境を実現
トンネル工事用途に設計された専用仕様
・ホイールローダからの投入を考慮した強化型ホッパ。
・砕かれ飛散した発破原石から機械を保護する飛散除けゴムカバー。
・重荷重での連続運転に耐える専用フレーム。

インバータ制御の採用
・供給電源の周波数に影響を受けず、効率よいパフォーマンスを発揮します。

クリーンな動力
・動力源に電動機を採用。作業現場での排出ガス”ゼロ”を実現します。

仕様
形式 | ZR950JCE | |
機械質量 | 35,000kg | |
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寸法 | 全長 | 12,980mm |
全幅 | 3,540mm | |
全高 | 4,130mm | |
最低地上高 | 260mm | |
電動機 | 種類 | 全閉外扇屋外型(インバータ制御) |
定格出力 | 132kw 4P 3相 400/440V 50/60Hz | |
起動方法 | インバータ起動 | |
フィーダ | 型式 | 振動グリズリフィーダ(2段) |
目開き寸法 | 90mm | |
クラッシャ | 供給口サイズ | 930mm × 570mm |
最大供給塊サイズ | 740mm(長径) × 460mm(短径) | |
排出すき間調整範囲 | コンクリート25mm~160mm | |
軟岩45mm~160mm | ||
硬岩60mm~160mm | ||
設置圧 | 123(1.26)kPa(kgf/㎠) | |
走行速度 | 1.5km/h | |
作動油タンク容量 | 250L |
ダイナマイトチューブ
新発想の装薬方法で、発破の合理化を実現。
ダイナマイトチューブ(DMT)は、岩盤状況に応じた適正な発破エネルギーで発破掘削するために開発された紙製の装薬チューブです。芯抜き、払い、外周孔の発破孔に応じて簡単に火薬量を調整でき、かつ短時間で装薬可能にした革新的装薬方法です。

新技術情報提供システム(NETIS)は、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として国土交通省が整備したデータベースシステムです。国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用されています。
ダイナマイトチューブが課題を解決!
削孔長が長くなればなるほど過装薬になる傾向にありますが、装薬長を確保するために10cm程度のパイプ・スペーサーを火薬間に挿入すれば、過装薬は抑制できます。しかし、この方法は、作業が面倒で時間がかかり、ほとんど採用されていないのが現状です。

DMTはスペーサーを使用することなく、チューブに火薬を挟むだけで、簡単に火薬間隔を調整。
1~2本のチューブを装塡するだけで、予定の掘進長の発破を容易に可能にします。
特に外周孔は火薬量を抑えて装薬長を長くすることで、損傷が少なくスムーズな坑壁の形成が可能になります。

6つのメリット

スリットに挟むだけの画期的な装塡方法が、作業の効率化を実現します。

装薬は、事前に増しダイのみをチューブのスリットに挟み、切羽で親ダイのみを装塡します。掘進長に応じて装塡されているチューブ1本または2本を発破孔に挿入し、以降、通常の発破と同様の手順で発破します。

内径 | 28mm |
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外形 | 31.2mm |
厚さ | 1.6mm |
基本長 | Aタイプ/750mm Bタイプ/1100mm (現場に応じて調整可能) |
対象火薬 | 200g/本 |
